
毎日の歯磨き、、
子供が毎回嫌がって、歯磨きするのに一苦労、、
なんかいいグッズや対策ってないかなぁ?
そうなんですよ!
子供たちって歯磨きをめちゃくちゃ嫌がりますよね、、
自分で磨くのはやってくれるけどママやパパの仕上げ磨きは嫌がる!
子供の歯磨き問題あるあるだと思います。
そこで今回は子供向けおすすめ歯磨きグッズ5選!厳選してお届けしたいと思います。

- 5歳と2歳の子供のお母さん
- 歯科衛生士として10年以上歯科医院での勤務経験あり
- 子育てと暮らしについて有益な情報発信中
- 嘘がつけない馬鹿正直
子供向けおすすめ歯磨きグッズ5選

私は十数年歯科衛生士として歯科医院に勤め、よく子供が歯磨きを嫌がる!とママやパパから聞いていました。
そして、今二児の母となり、周りのママさんからもよくそんな話を聞きます。
実際、自分の子供たちも歯磨きを嫌がる時期もありましたが、長年培ったノウハウで乗り越えられたので子供の歯磨きでお困りのみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しいです。
おすすめグッズ①自分用歯ブラシ
子供専用の自分の歯ブラシです。
とびっきりのお気に入りのデザインや色を選ぶのがおすすめ!
歯磨きのモチベーションを上げてくれます。
歯ブラシを持って立ち上がってしまったり、口に入れたまま歩いていしまうなど歯磨き時の事故もあります。
そんな事故を防止するために、歯ブラシの柄が柔らかく作られているものもあります。
0歳~10歳までの子供は自分で綺麗に磨くことは目的ではないので、あくまで歯磨きの習慣がつくようにサポートできいるような歯ブラシがいいと思います。
我が家の子供たちも歯ブラシは自分ん選んでいるよ!
色やキャラクターなどかなり重要らしい。
おすすめグッズ②仕上磨き用歯ブラシ
仕上げ用歯ブラシとは、大人が仕上げ磨きの時に使用する歯ブラシです。
歯ブラシの柄が少し長めに作られているのが特徴です。
仕上げ磨きする大人が使いやすいものが良いですが、色やデザインは子供に選んでもらうと◎
やはりここでも子供がお気に入りのもの、自分のものであるという認識がかなり重要ポイント!
(我が子の経験上ですが)
子供用の歯ブラシは毛先が短く硬く感じるものが多い
それは、子供の少ない力でも汚れが落ちやすいように設計されているからなのですが、その歯ブラシで大人が仕上げ磨きしてしまうと毛先が歯茎に当たった際に痛いと感じてしまうこともあります。
そのため、仕上げ磨き専用の歯ブラシは磨きやすいだけでなく、毛先も硬くないのでパパ・ママが磨いてあげるときには仕上げ磨き専用の歯ブラシがおすすめです。
おすすめグッズ③フッ素入り歯磨きジェル
フッ素は歯質の強化に効果があります。
毎日の歯磨きで使用する歯磨き剤は市販されているフッ素配合の歯磨きジェルで十分だと思います。
しかし、フッ素は安全なのかな?と心配になる方もいらっしゃると思います。
歯磨きジェルは子供の小指の爪ほどの量で十分なので市販されているフッ素入りジェルで中毒を起こすことはありませんが、フッ素濃度が気になる方は低濃度のフッ素ジェルもあるのでそちらを使用するといいと思います。
デントのチェックアップジェルの場合、バナナ味のみフッ素濃度500ppmと低濃度になっています。
歯の生えたての赤ちゃんでも安心して使用してもらえます。
我が家も、0歳時の時はバナナ味を購入していました。
(我が子は生後4か月くらいから下の歯が生えだしてきたので、、)
今現在は、2歳と5歳で好きな味のジェルを使用しています。
歯磨き粉のCMのように歯ブラシいっぱいにたっぷりと歯磨剤をつける必要はないよ~
高濃度のフッ素塗布は歯科医院で
フッ素の濃度は高濃度なほど、予防効果は高いですが、高濃度のフッ素は歯科医院で3カ月に一度程度の割合で塗布してもらうことで安全にかつ効果的に虫歯予防することができます。
我が家の二人の子供たちも定期的に歯科医院で検診とフッ素塗布してもらっているよ!
おすすめグッズ④小児用フロス
歯と歯の間をお掃除する、糸ようじのことです。
指に巻いて使うものもありますが、子供の口は小さく動かしにくいのでホルダータイプがおすすめです。
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくく磨き残しがどうしてもでてきてしまう部位です。
そのため、歯と歯の間から虫歯になってしまうというケースが多くあります。
歯と歯の間の虫歯を予防するためにフロスの重要度は高いですが、めんどくさいという難点もあります。
しかし子供たちはなぜかフロスのほうが好きです。
うちの二人の子供たちもフロスはなぜか好き、、
スッキリした感じが味わえるのがいいのかなぁ。
おすすめグッズ⑤ご褒美
ご褒美はモチベーションを保つために、かなり重要アイテムだと思います!
ご褒美シールなどを使うのも良いと思いますが、キシリトール入りのタブレットやグミなどをご褒美にすると、美味しいし、虫歯予防にもなるし、一石二鳥です!
キシリトールがなぜ虫歯予防に効果的なのか?について後日別記事で詳しくまとめたいと思います。
我が家で使っているおすすめご褒美はこんな感じ。

キシリトールは50%以上配合されたもを選ぶ
キシリトールを使ったご褒美を選ぶ際のポイントとして、キシリトールの配合が50%以上のもの選ぶとさらに効果的です。
タブレットタイプのものは奥歯が生えてくる1歳6カ月頃から使用できるのでご褒美デビューにもおすすめです。
グミタイプは硬めに作られているので、顎の成長にも役立ちます。
奥歯が全部はえそろって、ある程度噛む力もついてきた頃からがおすすめです。
子供が歯磨きを嫌がる本当の理由とその対策

子供が歯磨きを嫌がって全然やらない!
歯ブラシを口の中に入れさせてくれない!
歯ブラシを噛んでしまって全然磨けない!
今、ママやパパの間でも虫歯に対する予防知識が広がり一生懸命、仕上げ磨きに取り組んでくださる方が増えてきているように感じます。
しかし、実際は子供が歯磨きを嫌がって苦戦している方が多いのかな?という印象もあります。
そこで、なぜ子供がそんなに歯磨きを嫌がるのかいくつか理由を上げてみたいと思います。
当てはまる理由があるかもしれません。
歯磨きを嫌がる理由その①痛い!
実はこれ結構の確率で痛がってる子が多いです。
歯磨きは歯が生えてきたら始まるので、まだ言葉がしゃべれない子がほとんどです。
なので全身を使って痛い!嫌アピールをするしかなかったりしますよね。
最初の段階で痛いことだ!と記憶されてしまうと以降なかなか難しくなってしまうと思います。
では何が痛いのでしょうか?
いくつかポイントがあるのでお伝えします。
○上唇小帯(じょうしんしょうたい)が歯ブラシに引っかかって痛い!
なんだかいきなり難しい言葉が出てきましたが、上唇小帯(じょうしんしょうたい)とは上唇を上に引き上げたときに、歯茎と上唇の根本辺りを結んで、ひだのことで、粘膜でできているので、歯ブラシの毛先や歯ブラシの頭で引っ掛けると痛いです。
子供の上唇小帯は前歯と前歯の間に太く立派についている場合が多いので引っ掛けないように歯ブラシを持っていない方の指で保護しながら磨くのがおすすめです!

○歯ブラシの力が強くて痛い
歯ブラシの毛先でご自分の肌をこすってみてください。
意外と痛くないですか?
歯ブラシの毛先はナイロン製のものがほとんどです。
しかも子供用の歯ブラシは仕上げ用の歯ブラシに比べ、子供の力でも汚れが落ちるように設計されているので、歯ブラシの毛が少し硬いというのが特徴です。
なので、歯ブラシの圧が強すぎると痛いと感じることがあります。
できれば、毛先がしならないくらいの圧力で毛の先で汚れを落とすようなイメージで歯ブラシを細かく横に動かしてあげるといいと思います。

実際、うちの長女はパパの歯磨きは力が強くて大きくゴシゴシするから痛い!
と言っていました。
歯磨きを嫌がる理由その②歯磨きに慣れてない!
通常、歯が生えてきたらまずはお母さの指にガーゼを巻いて、優しく触れることから始めるように保健センターなどで指導されると思います。
準備段階としてやっていくのですが、歯が生えてくる時期にものすごい個人差があるので、うちの子のように生後3~4カ月で生えてくる子もいれば1歳過ぎてからの子もいたりして慣れさせる時期にも差がでたりします。
うちの子のケースで言えば、長女も長男も下の前歯が生えだしたのは生後4カ月でした。

なので、仕上げ磨き用の柔らかい歯ブラシでちょんちょんと触るだけというやり方で生えだした歯が全部出てくるまで毎日夜寝る前だけ!やり続けました。
骨の折れる作業だけど、実はこれが一番の近道!
そうすると、夜寝る前に歯ブラシをするということが習慣になってくるので、子供たちも当たり前の事として受け入れてくれました。
歯磨きを嫌がる理由その③眠い!
歯ブラシをする時間は一日1回でもいいので夜寝る前には必ず磨きましょう!
そんな風に歯科医院などで指導されたことはありませんか?
夜寝る前には必ず口の中を清潔にしなければならない理由はあるのですが、あまりにも時間帯に囚われすぎると、子供は眠くてそれどころではない!という状況にもなりかねません。
これは午前寝やお昼寝前にも同じことが言えるかもしれませんね。
眠たい時の子供はお腹が空いた時と同じぐらいイライラしてますよね!
眠くなる前に歯ブラシをするようにするのも手だと思います。
時間帯に囚われず、とにかく歯磨きが気持ちの良いものと認識されるまでは子供たちの機嫌のよい時を選んで~
歯磨きを嫌がる理由その③別の何かに夢中になっていた
この理由も結構あると思います。
子供って『今!』を生きていると思いませんか?
今、ブロックやりだしたばっかり。今、お絵かきに夢中になっているところ。
なのでママが歯ブラシを持って登場したタイミングは子供たちのタイミングじゃないため、やらせてくれないことも多かったりします。
なので、私の場合、あらかじめ歯ブラシをこの後しますよ!ということを伝えておくようにしています。
習慣がついてしまえばこっちのものなので、習慣がつくまでは粘り強く歯磨きに誘います。
気長に待てない時もある、、
そんな日は諦めるのも重要!
明日磨けばヨシ!
歯科医師監修・国産100%子ども用歯みがき粉
今、私が最も気になっている歯磨き粉、、
その名もPIKARISU(ピカリス)
歯科医師が監修した歯磨き粉で、多くの歯科医院でも採用されている歯磨き粉!
100%食品由来なのでうがいのできない乳児でも安心して使用することができます。
詳しくは公式HPをご覧ください^^
子供向けおすすめ歯磨きグッズ5選!嫌がる歯磨き対策まとめ
今回は子供向けおすすめ歯磨きグッズ5選と嫌がる歯磨き対策についてご紹介しました。
記事をサクッとまとめると、、
- 子供向けおすすめ歯磨きグッズは①自分用歯ブラシ②仕上げ用歯ブラシ③フッ素入り歯磨きジェル④小児用フロス⑤ご褒美
- 子供が歯磨きを嫌がる理由は痛かったり、眠かったり、単純にタイミングの問題だったりする
- とにかく習慣がつくまでは気長に粘り強く!時には諦めることも肝心
最後までご覧いただきありがとうございました。